大相撲7月場所 復活優勝の照ノ富士に技能賞と殊勲賞

大相撲7月場所 復活優勝の照ノ富士に技能賞と殊勲賞
大相撲7月場所の三賞選考委員会が開かれ、大関経験者で今場所、幕内に復帰して復活優勝を果たした照ノ富士が技能賞と殊勲賞を受賞しました。大関から陥落した力士が三賞を受賞するのは11年ぶりです。
三賞の選考委員会は、千秋楽の2日国技館で開かれ、13勝2敗でおよそ5年ぶり2回目の優勝を果たした前頭17枚目の照ノ富士が初めての技能賞と2回目の殊勲賞に選ばれました。
照ノ富士は、けがや病気のために大関から一時序二段にまで陥落しましたが、幕内に復帰した今場所、力強さとうまさを兼ね備えた右四つの相撲で白星を重ね、優勝争いを引っ張ってきました。
大関から陥落した力士が三賞を受賞するのは、平成21年九州場所に雅山が敢闘賞を受賞して以来、11年ぶりです。

このほか、殊勲賞に、横綱 白鵬や新大関の朝乃山に勝って11勝をあげ、千秋楽まで優勝を争った関脇 御嶽海と、同じく白鵬に勝って11勝をあげた小結 大栄翔が選ばれました。
御嶽海は6回目、大栄翔は2回目の受賞です。

また敢闘賞には、1日、照ノ富士を破るなど11勝をあげて優勝争いに加わった関脇 正代が選ばれました。
正代は5回目の受賞です。

八角理事長「お客様のご協力のたまもの」

ことし初場所以来の、観客を入れての開催となった大相撲7月場所。日本相撲協会の八角理事長は千秋楽の2日、土俵上からファンに向けて行う恒例の協会あいさつで、「本日千秋楽を迎えることができました。これも皆様の温かいご支援と今場所の感染防止対策にご対応いただきましたお客様のご協力のたまものと厚く御礼を申し上げます」と述べ、ファンに感謝しました。

そのうえで、「横綱・大関の休場は大変遺憾ではございますが、全力士は皆様の心のこもった拍手をじかに感じ立派に土俵をつとめてくれました」と力士たちをねぎらいました。