「まんが甲子園」ことしはウェブでまんがを紹介 高知

「まんが甲子園」ことしはウェブでまんがを紹介 高知
新型コロナウイルスの影響で中止になった「まんが甲子園」に代わるウェブの配信イベントが行われ、国内外の高校生が描いた作品が紹介されました。
「まんが甲子園」は、やなせたかしなど多くの漫画家を生み出した高知県で毎年行われていますが、新型コロナウイルスの影響で中止になったことしは「まんが甲子園増刊号」と題したウェブの配信イベントとなりました。

2日は午前中、「新しすぎる生活様式」をテーマに日本や韓国、シンガポールなどから応募があったまんがが紹介されました。

ことしは新型コロナウイルスに絡めた作品が目立ち、このうち、去年最優秀賞を受賞した宇都宮文星女子高校の生徒の作品は運動会などで行われる「二人三脚」でお互いの足をひもで結ばずに、密接しないよう棒で距離をとって走る様子が描かれています。

高知県出身の漫画家、くさか里樹さんからも紙芝居つきのメッセージが寄せられ、「漫画家の創作魂は新型コロナウイルスにも奪い取ることはできない。いまこそ想像の翼を広げて楽しくまんがを描こう」と高校生を激励していました。

高校生から寄せられたまんがは、審査を経て、8月5日に入賞作品が発表されることになっています。