原爆投下75年 被爆者がオンラインで体験発信 さいたま

原爆投下75年 被爆者がオンラインで体験発信 さいたま
広島と長崎に原爆が投下されてからまもなく75年となるのを前に、被爆した女性と語り合うイベントが、さいたま市で開かれ、その様子がインターネットで配信されました。
このイベントは、被爆者の声を後世に残す取り組みを進めるNPOが企画したもので、1日、さいたま市で開かれました。

今回は新型コロナウイルスの影響で参加者を減らして2組に限定し、その様子をインターネットで配信しました。

イベントでは、9歳のときに広島で被爆した木内恭子さん(84)が参加し、やけどで顔が腫れ上がり誰か分からなくなった兄と手をつないで逃げた当時の様子を話し「若い人たちや子どもたちは、戦争や原爆の本当の姿を学び、自分たちの手で平和な世界をつかみ取ってほしい」と訴えました。

参加した小学4年生の女の子は「木内さんの話を聴いて、なんで広島と長崎だけに原爆が落とされたのか調べてみたいと思うようになりました」と話していました。

主催したNPO「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」の島村雅人さんは「被爆者に今しか聴けない話を伝えていく取り組みを続けていきたい」と話していました。