八王子スーパー3人射殺事件25年 被害者母校で追悼式

八王子スーパー3人射殺事件25年 被害者母校で追悼式
東京・八王子市のスーパーマーケットの事務所で高校生ら3人が殺害された事件から25年となり、被害者の母校で追悼式が行われました。ただ、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、全員で賛美歌を歌うことは中止され、追悼の場にも影響が出ました。
平成7年7月30日、東京・八王子市にあったスーパー「ナンペイ」の事務所でアルバイトをしていた高校生の矢吹恵さん(17)ら3人が拳銃で撃たれて殺害されました。

事件から25年となり、1日、矢吹さんが通っていた町田市の高校で追悼式が行われました。今回は新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、同級生ら15人ほどは全員、マスクを着用したまま参加し、矢吹さんが好きだったひまわりの花を前に黙とうしました。

このあと、例年は全員で賛美歌を歌って祈りをささげてきましたが、この日は曲を流すだけで歌うことは取りやめられました。

元教諭の伊藤孝久さん(69)は「未来に胸を膨らませていた命を銃弾が奪いました。犯人は捕まっておらず、なぜ事件を起こしたのか、謎のままです」と事件の解決を訴えました。

同級生の鷹野めぐみさん(42)は「矢吹さんは周囲を明るくしてくれる女性でした。25年が経過しましたが、今も鮮明に覚えていて、これからも風化しないよう取り組んでいきたい」と目に涙を浮かべ、話していました。