子ども食堂にフェイスシールド 大阪市が支援 新型コロナ

子ども食堂にフェイスシールド 大阪市が支援 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、子どもに食事や居場所を提供する「子ども食堂」の活動を守ろうと大阪市は、フェイスシールドや消毒液などの衛生用品を提供する支援を始めました。
「子ども食堂」は、子どもに食事を無料や低額で提供する取り組みですが、感染を防ぐための物資などが不足しているところもあるということです。このため、大阪市と市の社会福祉協議会では、施設の活動を守ろうと、衛生用品を提供する支援を始めました。

このうち、大阪・住吉区にある「子ども食堂」には、31日、スタッフ用のフェイスシールドが提供され、1日は、施設で働く大学生らが早速、着用して、訪れた小学生たちに食事を配りました。施設には、今後、消毒液や換気用の送風機も提供されることになっています。

小学5年生の宮崎裕月さんは、「新型コロナウイルスの感染が広がり心配でしたが、ここに来て、ストレスが解消されました。家でゲームをするより楽しいです」と話していました。

運営にあたっている和田勍子さんは、「運営は大変ですが、子どもたちの笑顔を見るのが楽しみです。衛生用品の確保は、自分たちでは思いつかないものもあるので、感謝しています」と話していました。