ソチ五輪銀のスノボ竹内智香 6度目の五輪へ競技復帰

ソチ五輪銀のスノボ竹内智香 6度目の五輪へ競技復帰
スノーボード女子アルペンのオリンピック銀メダリストで5大会連続での出場を果たした36歳の竹内智香選手が競技の第一線に復帰し、再来年の北京オリンピックを目指す意向を明らかにしました。
6大会連続での出場を果たせば冬のオリンピックでは、日本の女子選手として初めてになります。

竹内選手は、東京・渋谷区で記者会見し「ピョンチャンオリンピックが終わってからしばらく競技から離れていましたが北京オリンピックに向けて、もう一度競技生活に戻ることを決めました」と述べ、再来年の北京大会を目指す意向を明らかにしました。

竹内選手は、北海道旭川市出身の36歳。17歳からワールドカップに参戦し、日本のスノーボード女子アルペンの第一人者として活躍してきました。

オリンピックは、2002年のソルトレークシティー大会から前回、2018年のピョンチャン大会まで5大会連続で出場し2014年のソチ大会では、日本女子のスノーボード選手として初めてのメダルとなる銀メダルを獲得しました。

竹内選手は、「ピョンチャン大会のあと、『ほぼ引退するんだろうな』と気持ちが固まっていたのですが心の奥底にどこかやりたいという気持ちが残っていたのだと思います」と話しました。

北京大会に出場すれば6大会連続となり冬のオリンピックでは、日本の女子選手として初めてとなります。

竹内「すごくいい競技生活が待っているのでは」

竹内選手は、1日の記者会見で復帰を決めた理由の1つとして競技を離れたことでスノーボードの楽しさを思い出したことを挙げたうえで、「今までは、心からスノーボードを楽しむことができていなかったが、競技を離れたことで改めて雪山のすばらしさを知った。この気持ちでオリンピックを目指すことができればすごくいい競技生活が待っているのではないか」と述べました。

また、ことし2月ごろスピードスケートの長野オリンピック金メダリスト、清水宏保さんにも「やれるならやったほうがいい。目指していて出場できないというのもいい経験だったよ」と背中を押されたとも明かしました。

再来年の北京大会は38歳で迎えることになりますが「海外の選手たちが40代で活躍している姿を見る中で、まだまだ戦えるんじゃないかと覚悟を決めることができた。十分に可能性があると思うし、金メダルを目指したい」と自信をのぞかせました。

6回目となる冬のオリンピックに出場すれば日本の女子選手として初めてとなることについて、「6回出場した女子選手は今までいなかったし、出るのであれば今までとは違う境地で戦うことになる。次の世代に伝えていくうえでもいい経験ができると思う」と話していました。

一方、新型コロナウイルスの影響については「実際に北京オリンピックがあるかないかもわからないと思っている。それでもできることを1日、1日、積み重ねた先にオリンピックがあればいいし、ないのであればそれを受け入れる覚悟もできている」と話していました。