サーロー節子さんの半生描く記録映画 NY在住の被爆2世が製作

サーロー節子さんの半生描く記録映画 NY在住の被爆2世が製作
広島で被爆し、現在カナダを拠点に世界各地で被爆体験を語る活動を続けているサーロー節子さんの半生を描いた記録映画が製作されました。
「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」と題した映画は、13歳のとき広島で被爆したサーローさんの生い立ちや、その後、カナダに移住して核廃絶を目指す活動を始めた経緯、2017年に国連で核兵器禁止条約が採択された時のスピーチの様子などが記録されています。

映画を製作したのは広島出身でニューヨーク在住の企業コンサルタント、竹内道さんで映画ではサーローさんとの偶然の出会いをきっかけに被爆2世としての自分を見つめ直すシーンも描かれています。

サーローさんは「長年、反核運動をしてきたが、映画を通じて一歩立ち止まり、自分がどう生きてきたか考えさせられた。深い思いを皆さんと共有したい」と話し、映画を通じて核廃絶を目指す市民の輪が広がることに期待を示しました。

竹内さんは映画の撮影を始めたきっかけについて「核兵器をなくさないと地球の存続が危ういと生涯をかけて訴えているサーローさんの姿に感動した」と話していました。

映画はことし5月にアメリカのクリーブランド国際映画祭で招待作品として上映される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となり、今月6日の「広島原爆の日」に合わせてテレビ放送される予定です。