保育現場 就労前に性犯罪歴なしの証明書義務付け求め署名提出

保育現場 就労前に性犯罪歴なしの証明書義務付け求め署名提出
保育や教育の現場で働く人から子どもが性的な被害に遭うのを防いでほしいと、過去に子どもを対象にした犯罪に関わったことがないか就労前にチェックする仕組みの整備を求め、NPO法人などが署名を政府に提出しました。
子どもの性被害をめぐっては、保育や教育の現場で働く人からの被害が後を絶たないとされ、ことしもマッチングアプリを通じて依頼を受けたベビーシッターによる事件が相次いでいます。

これを受け、有志のベビーシッターらが、子どもの性被害を未然に防ぐ仕組みを求める署名活動を行い、この問題に取り組むNPO法人とともに2万人余りの署名を、31日、政府に提出しました。

NPO法人によりますと、イギリスでは子どもに関わる仕事に就く人について、過去に子どもを対象にした犯罪に関わったことがないという公的な証明書が発行されていて、就労前にこの証明書の提出が義務づけられているということです。

署名では、日本でも同様の仕組みを整備するよう求めています。

署名を受け取った橋本女性活躍担当大臣は「子どもに対する性暴力はあってはならず、現場の声を聞きながら取り組みを進めたい」と話しました。

NPO法人「フローレンス」の駒崎弘樹代表は「親だけでなく保育現場で働く人からも、子どもが性被害に遭わない社会にしてほしいという要望が数多く寄せられた。関係省庁で連携して対応を進めてほしい」と話しています。