みずほFG コロナ影響で貸し倒れ費用膨らみ減益 4-6月期決算

みずほFG コロナ影響で貸し倒れ費用膨らみ減益 4-6月期決算
大手金融グループ、みずほフィナンシャルグループのことし4月から6月までの3か月間の決算は、最終的な利益が去年より24%減りました。新型コロナウイルスの影響で融資先の企業の経営が悪化して、貸し倒れがでることに備えた費用が膨らんだためです。
みずほフィナンシャルグループが発表した、ことし4月から6月までの3か月間の決算は、最終的な利益が1223億円と、去年の同じ時期と比べて24%減少しました。

新型コロナウイルスの影響を受けた企業への融資が、5兆円を超えるなど貸し出しは増えましたが、融資先の経営が悪化して貸し倒れがでることに備え、費用を390億円計上したことが利益を圧迫しました。

りそなHDも最終利益が減少

りそな銀行や関西みらい銀行などを傘下に持つりそなホールディングスの3か月間の決算も、貸し倒れに備えた費用が膨らんだことで、最終的な利益が218億円と去年の同じ時期に比べておよそ40%減少し、新型コロナウイルスの影響が金融機関の業績にも広がっています。