福井 勝山 化石発掘調査始まる 肉食恐竜の歯とみられる化石も

福井 勝山 化石発掘調査始まる 肉食恐竜の歯とみられる化石も
恐竜の化石が相次いで見つかっている福井県勝山市で今年度の発掘調査が始まり、掘り出した岩石を丁寧に砕くなどしながら化石がないか確認する作業が進められています。
恐竜の化石発掘調査は、福井県の勝山市北谷町のおよそ1億2000万年前の白亜紀前期の地層で毎年行われていて、今年度は今週から始まりました。

今回の調査では、多くの恐竜の化石を含む「骨化石層」と呼ばれる地層を150平方メートルの範囲にわたって掘り進める計画です。現場では大型の機械を使って岩石を割ったあと、福井県立恐竜博物館の研究員6人が、掘り出した岩石を細かく砕くなどしながら恐竜の化石がないか確認する作業に取り組んでいます。

31日の調査では、カメの甲羅や植物の化石のほか、肉食恐竜の歯とみられる化石も見つかったということです。

これまでの調査で現場からはスピノサウルス科の歯の化石やオルニトミモサウルス類の頭や手足の一部の骨の化石など貴重な恐竜の化石が発見されているということです。

福井県立恐竜博物館の柴田正輝主任研究員は「福井のこの現場は日本を代表する恐竜化石の発掘現場なので、きょう肉食恐竜の歯が見つかったように必ずよいものが見つかると確信している」と話していました。

今年度の発掘調査は9月5日まで行われる予定です。