日本郵政グループ かんぽ生命の保険と投信 新たな不適切販売か

日本郵政グループ かんぽ生命の保険と投信 新たな不適切販売か
日本郵政グループは、かんぽ生命の保険と投資信託とを同じ顧客に販売した際に、不適切な販売を行った可能性があることを明らかにしました。保険の不適切な販売問題を受けて信頼回復に取り組む中で、新たな課題が生じたことになります。
これは、日本郵政の増田寛也社長が31日の記者会見で明らかにしました。

それによりますと、かんぽ生命の保険と投資信託とを同じ顧客に販売した際に、誤った説明をしたり、顧客の意向に沿わなかったりする事例があった可能性があるということです。

具体的には、顧客が保険を解約して投資信託を購入した際、実際には投資信託の分配金は定額ではないにもかからず、「分配金は定額で、それをもとに新たな保険の保険料を支払える」と誤った説明をした事例などがあったとしています。

昨年度以降、顧客から受けた苦情のうち、79人が該当するということで、会社は個別に連絡を取って実態を確認しています。

また、苦情の有無にかかわらず、過去5年にさかのぼって該当する765人の顧客を対象に詳しく調べ、法令違反などの懸念があると判断した場合、担当した社員の営業活動を停止するとしています。

かんぽ生命の保険の不適切な販売問題で信頼回復に取り組む中で、新たな課題が生じたことになり、記者会見で増田社長は、「お客様に迷惑をおかけし、深くおわびする」と陳謝しました。