東京ミネルヴァ法律事務所の破綻問題 被害者救済の弁護団結成

東京ミネルヴァ法律事務所の破綻問題 被害者救済の弁護団結成
弁護士法人の「東京ミネルヴァ法律事務所」が、消費者金融などから借金をしていた人に返還されるはずだった過払い金を返還しないまま破綻した問題で、被害の救済を図るため全国の弁護士が弁護団を立ち上げました。
弁護団には全国32の都道府県の弁護士115人が参加し、31日、東京 霞が関で会見を開きました。

東京ミネルヴァ法律事務所はテレビコマーシャルを積極的に使い、借金の過払い金の返還請求やB型肝炎患者の給付金の請求で全国から依頼者を募っていましたが、先月、破産手続きが開始されました。

調査を進めている第一東京弁護士会によりますと、依頼者に返還されるはずだった過払い金などが返還されておらず、合わせて31億円が不正に流用された疑いがあるということです。

被害対策弁護団は、8月1日以降、電話やウェブサイトを通じて被害者からの相談を受け付けたうえで、破産管財人を通じて債権の回収を図るほか、刑事告発も検討するということです。

新里宏二弁護団長は「弁護士として今回の事態に非常に憤慨している。被害者に寄り添いながら実態を解明し、救済を図っていきたい」と話しています。