中国 製造業の景況感示す指数 2か月連続で上昇 規模で格差も

中国 製造業の景況感示す指数 2か月連続で上昇 規模で格差も
中国の今月の製造業の景況感を示す指数は2か月連続で上昇し、当局は政策が効果をあげ企業の経営状況の改善が続いているとしています。ただ小規模な企業では景況感が悪化していて、企業の規模による格差が懸念されています。
中国国家統計局は毎月、製造業3000社を対象に景況感を調査する製造業PMI=購買担当者景況感指数を発表しています。

31日発表された今月の製造業PMIは51.1で、先月より0.2ポイント上昇し、2か月連続で改善しました。

景気判断の節目となる50も5か月連続で上回りました。

ただ、企業の規模別の指数では、大企業と中規模企業が50を上回る水準となっているのに対し、小規模な企業は48.6と先月よりも0.3ポイント悪化して景気判断の節目を下回る水準が続いています。

当局は全体の指数の上昇を受けて、大規模な財政出動によるインフラ投資の拡大など政府の対策が効果をあげ、企業の経営改善が続いていると評価しています。

しかし、そうした政策の効果は国有企業を中心とした大企業に偏っているという指摘もあり、企業の規模による格差の拡大が懸念されています。