東日本大震災の復興予算 昨年度の執行率 台風など影響で6割余

東日本大震災の復興予算 昨年度の執行率 台風など影響で6割余
東日本大震災の復興予算の昨年度の執行率は、去年10月の台風19号による被害からの復旧に時間を要したことなどから、前の年から7ポイント余り下がって、60.5%となりました。
復興庁によりますと、昨年度・令和元年度に計上された復興予算は2兆7714億円だったのに対し、実際に使われたのは1兆6770億円で、執行率は、前の年から7ポイント余り下がって、60.5%となりました。

執行率が下がった理由について、復興庁は、昨年10月の台風19号による被害からの復旧や、福島県の帰還困難区域内で住民が居住できる「特定復興再生拠点区域」での除染などをめぐって地元自治体との調整に時間を要したことなどをあげています。

震災発生から昨年度までの9年間で使われた復興予算は36兆3167億円で、復興庁は、道路整備や災害公営住宅などのインフラ事業についてはおおむね完了しており、復興事業に大幅な遅れは出ていないとしています。