タリバン アフガニスタン兵1000人を解放と発表

タリバン アフガニスタン兵1000人を解放と発表
アフガニスタンの反政府武装勢力、タリバンはことし2月のアメリカとの和平合意に基づいて、拘束していたアフガニスタン政府の兵士らおよそ1000人をこれまでに解放したと発表しました。政府とタリバンの戦闘は依然、続いており、タリバンの今回の措置を受けて、停戦協議の進展につながるのかが焦点となります。
アメリカとタリバンがことし2月に署名した和平合意では、アフガニスタン政府が拘束しているタリバンの戦闘員など最大で5000人を解放する代わりに、タリバン側もアフガニスタン政府の兵士ら1000人を解放することになっています。

これについてタリバンは、30日、声明を発表し、拘束していたアフガニスタン政府の兵士らの解放を進め、これまでに1005人に達したと明らかにしました。

タリバンの複数の幹部はNHKの取材に対し、「われわれは和平合意を順守した。アフガニスタン政府は合意に沿って速やかに手続きを進めるべきだ」と述べ、アフガニスタン政府に対し、戦闘員など5000人の解放を早期に行うよう改めて求めました。

政府側はこれまでにおよそ4400人を解放していますが、残る600人の中には戦闘やテロなどで中心的な役割を果たした者もいることから解放には懸念の声も上がっています。

政府とタリバンの戦闘は依然、続いており、タリバンの今回の措置を受けて政府がさらなる解放に踏み切り、停戦協議の進展につながるのかが焦点となります。