高齢者の死亡事故 30年で減少1割以下 交通安全対策強化へ 政府

高齢者の死亡事故 30年で減少1割以下 交通安全対策強化へ 政府
ことしの「交通安全白書」では、この30年で、交通事故で死亡した人は3分の1以下に減った一方、75歳以上の減少は1割以下にとどまっていることから安全運転サポート車の普及を図るなど対策を進めるとしています。
政府が、31日の閣議で決定したことしの「交通安全白書」によりますと、去年=令和元年に交通事故で亡くなった人は3215人で、30年前の平成元年の3分の1以下に減少しました。

一方で、75歳以上の高齢者に限ってみると、1192人と、平成元年の1280人からの減少は、1割以下にとどまっています。

こうした状況を踏まえ、白書では、高齢者の交通安全対策を強化する必要があるとして、自動ブレーキなどを備えた「安全運転サポート車」の普及を図るとともに、こうした車に運転を限定する新たな免許制度の導入や、日常の移動手段を確保するため、自動運転サービスの実現を目指すなど、対策を進めるとしています。