いまや絶滅危惧種 特産マツタケ増産へ町有林整備 長野 辰野町

いまや絶滅危惧種 特産マツタケ増産へ町有林整備 長野 辰野町
絶滅危惧種に指定されたマツタケがより多く自生できる環境を整えようと、長野県内有数の産地、辰野町で、町の職員などが町有林の整備を行いました。
辰野町のマツタケは、香りが強く品質がよいとして高値で関東などに販売されていて、町では特産品としてふるさと納税の返礼品にもしています。

その特産のマツタケがより多く育つ環境を整えようと、町は4年前から町有林の整備を行っていて、30日、町の新入職員や大学の農学部の学生などおよそ20人が山に入りました。

マツタケは日当たりのよい南側の斜面でよく育ち、腐葉土がつもっていると生育が悪いということで、職員などは、マツタケ専用の鉄製の熊手を使って、地面に堆積している落ち葉や木の枝などを取り除いていました。

マツタケは、ことし、IUCN=国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定していますが、町では複数の町有林の整備を進め、将来的により多くのマツタケが自生することを目指しています。

辰野町産業振興課の両角哲也課長補佐は「辰野町は、県内でも有数のマツタケの産地だと自負しています。絶滅危惧種になりましたが、行政としても取り組みを進め、マツタケの量を増やしていきたいです」と話していました。