台湾 李元総統死去 中国メディアも相次ぎ速報

台湾の李登輝元総統の死去について、中国のメディアも相次いで速報で伝えました。
このうち、国営の新華社通信は、李元総統が亡くなった事実関係のみを短く伝え、李元総統については「台湾当局の元指導者」と表現し、「台湾は中国の一部である」とする立場から「総統」という呼称は使っていません。

一方、中国共産党系のメディア「環球時報」は李元総統について、「在任中、公然と台湾独立を主張し、両岸関係の悪化を招いた」と伝え、中国と台湾は「特殊な国と国との関係だ」とする、いわゆる「二国論」を打ち出した李元総統の姿勢を批判しています。

また、中国共産党の機関紙「人民日報」の海外版も「台湾独立の主張をかたくなに持ち続け、両岸関係の発展を破壊し、両岸の同胞の感情を引き離した」と伝え、中国と台湾の関係を悪化させたと批判する一方で、李元総統の死を悼む表現は一切、使っていません。