山形 尾花沢 最上川氾濫の影響で断水続く 給水所に多くの住民

山形 尾花沢 最上川氾濫の影響で断水続く 給水所に多くの住民
最上川が氾濫した影響で、山形県内では5400戸余りで断水しています。一部では断水解消まで数日かかる見込みで、給水所には多くの住民が訪れています。
厚生労働省によりますと、県内では記録的な大雨の影響で30日正午現在、尾花沢市と大石田町、それに大蔵村で合わせて5400戸余りが断水しています。

尾花沢市では断水が解消するまで数日程度はかかる見通しで、市は市内6か所に給水所を設けています。

このうち市役所前に設けられた給水所では、30日朝からペットボトルやポリタンクなどを持った住民たちが次々に訪れ、水をくんでいました。

市内でラーメン店を営んでいる佐藤満さんは(56)昼の開店時間に向け、午前中、2度にわたって給水所を訪れ、合わせて200リットルの水を確保しました。

佐藤さんは給水した水を店に運ぶと、スープをつくるなどして開店の準備を進めていました。

この店では断水が解消するまでの間は、客には使い捨ての皿でラーメンを提供するほか、営業時間も当面は昼だけにするということです。

佐藤さんは「浸水の被害はなかったが断水になり、つくづく大変な災害だと受け止めています。水が使えないことで人気のメニューを提供できないのも残念です」と話していました。

尾花沢市では、復旧作業を急いでいます。

県内の断水 5400戸余(30日正午現在)

厚生労働省によりますと、山形県では記録的な大雨の影響で30日正午現在、5400戸余りが断水しています。

このうち同じ水道事業者が水を供給している尾花沢市と大石田町で合わせて5429戸、大蔵村では36戸が断水しています。