最上川氾濫の山形県 浸水被害の住宅 26市町村の650棟に

最上川氾濫の山形県 浸水被害の住宅 26市町村の650棟に
記録的な大雨で、最上川が氾濫した山形県で浸水被害が出た住宅は、26の市町村で少なくとも、合わせて650棟に上っています。ようやく水が引き始めた地域では、住民たちが片付け作業に追われています。
NHKが山形県内35すべての自治体に取材したところ、今回の大雨で浸水被害を受けた住宅は、26の市町村で少なくとも、合わせておよそ650棟に上っています。


このうち大石田町では、最上川が町内の3か所で氾濫し、少なくとも住宅116棟が浸水する被害が出ています。

今宿地区は支流が氾濫した影響で29日夜まで、水につかった状態が続いていましたが、30日朝、ようやく水が引き始めたということです。

この地区に住む伊東武さん(64)は、床上が30センチほど浸水する被害を受け、30日朝から片づけ作業に追われていました。

伊東さんは手伝いに来た近所の人たちと一緒に、水や泥につかった家具やアルバムなどを運び出したり、畳をトラックに積み込んだりしていました。

町では現在、ほぼ全域で断水が続いているため、伊東さんは町外にある勤め先の会社などからポリタンクで水を運び、掃除や手洗いに利用していました。

伊東さんは「堤防が出来たのを機に、この場所に40年近く住んでいますが、これほどの被害を受けたのは初めてです。断水の中で片付けをするのが大変です」と話していました。