ベラルーシ大統領選前にロシア武装警備員が入国 一部を拘束

ベラルーシ大統領選前にロシア武装警備員が入国 一部を拘束
旧ソビエト・ベラルーシの国営メディアは、ロシアのプーチン政権とつながりがあると指摘されている民間軍事会社の武装警備員200人以上がひそかに入国していたとして、治安機関が一部を拘束したと伝えました。ルカシェンコ大統領は大統領選挙を前にロシアが関与を強めようとしていると非難しました。
ベラルーシの国営通信社は29日、ロシアの民間軍事会社の武装警備員200人以上が今月24日からひそかに入国し、治安機関が、このうち33人について首都ミンスク郊外などで拘束したと伝えました。

この民間軍事会社は、プーチン政権とつながりがあると指摘され、これまでもウクライナ東部やシリアなどロシアが情勢に大きな関心を寄せる地域に派遣されていたと伝えられています。

ルカシェンコ大統領は緊急の安全保障会議を開き、武装警備員の入国には「汚い意図がある」と述べ、来月9日に行われる大統領選挙を前に、ロシアが関与を強めようとしていると非難しました。

選挙にはルカシェンコ大統領が6選を目指して立候補していますが、有力な立候補予定者の届け出が次々に却下されたことなどから抗議デモも相次いでいます。

ルカシェンコ大統領はこうしたデモに対してロシアを含む他国が資金を提供するなどして介入していると主張して警戒を強めていますが、ロシアは選挙への関与を否定しています。