米 TikTokの安全保障への影響を調査 近く対応策示す方針

米 TikTokの安全保障への影響を調査 近く対応策示す方針
中国企業が提供する人気のアプリ「TikTok」について、アメリカのトランプ政権はアプリの安全保障への影響について調査を行っているとして、近く対応策を示す方針を明らかにしました。
アメリカのトランプ政権は、若者を中心に世界的に人気の動画共有アプリ「TikTok」について、利用者の個人情報が中国政府に悪用されるおそれがあるとして、利用の禁止も含めた検討を行っています。

トランプ大統領は29日、ホワイトハウスで記者団から「利用の禁止を決めるのか」と聞かれたのに対して、「TikTokについて何らかの決定をしようと考えている」と述べました。

また、ムニューシン財務長官も外国企業の投資による安全保障への影響を調べる「外国投資委員会」が調査しているとしたうえで、「今週、大統領に提案を行う。われわれにはさまざまな選択肢がある」と述べ近く、対応策を示す方針を明らかにしました。

「TikTok」をめぐっては与党・共和党の上院議員らも28日、中国が悪用してアメリカの選挙に干渉するおそれがあると懸念を示す書簡を政府に送っていて、トランプ政権の対応が焦点になっています。

一方、「TikTok」のケビン・メイヤーCEOは29日、ホームページに「公正な競争と透明性が重要だ」とした文章を掲載し、懸念の払拭(ふっしょく)に努めていくと強調しました。