東京 八王子3人殺害事件から25年 拳銃は事件後に偽装されたか

東京 八王子3人殺害事件から25年 拳銃は事件後に偽装されたか
k10012540181_202007300452_202007300502.mp4
東京 八王子市のスーパーの事務所で3人が殺害された事件から25年となります。警視庁は11年前に暴力団員から押収したフィリピン製の拳銃が事件に使われたとみていますが、この拳銃はアメリカ製の拳銃に見えるよう銃の表面が偽装されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は事件との関連を隠そうとした人物がいるとみて調べています。
平成7年7月30日、東京 八王子市にあったスーパー「ナンペイ」の事務所で、アルバイトをしていた高校生の前田寛美さん(16)と、矢吹恵さん(17)、従業員の稲垣則子さん(47)が拳銃で撃たれて殺害されました。

30日で事件から25年となりますが、11年前の平成21年に暴力団員から押収されたフィリピン製の回転式拳銃「スカイヤーズビンガム」は、発射する際に銃弾につく「線条痕」と呼ばれる痕跡が、現場に残されていた銃弾のものと酷似していたことから、警視庁は事件に使われたものとみて調べています。

さらに、この拳銃は外見上はアメリカの銃器メーカー「コルト」社製のように見えましたが、警視庁の科学捜査研究所で表面を削って分析したところ、フィリピン製の「スカイヤーズビンガム」を示すアルファベットの刻印が確認されたということです。

この拳銃は事件で使われた後、暴力団員が入手したとみられ、入手経路については「言えない」と話していますが、警視庁は拳銃が取り引きされる中で、事件との関連を隠そうと偽装した人物がいるとみて調べています。