山形県の大雨被害 住宅浸水500棟以上 住民支援と被害把握へ

山形県の大雨被害 住宅浸水500棟以上 住民支援と被害把握へ
記録的な大雨の影響で山形県内では浸水被害を受けた住宅は少なくとも500棟に上っています。県などは被災した住民の支援にあたるとともに被害の実態把握を進めています。
山形県内では記録的な大雨の影響で最上川の5か所で氾濫が発生し、県が管理する40の河川の43か所で堤防から水があふれ、被害が広がりました。

NHKが県内の35すべての自治体に取材したところ、住宅の浸水被害は29日午後5時の時点で26の市町村で少なくとも合わせておよそ500棟に上っています。

最上川の流域で被害が多く、
▽大石田町で少なくとも116棟、
▽村山市でおよそ100棟、
▽中山町でおよそ50棟などとなっています。

また、避難指示は新庄市と河北町のいずれも一部の地区に出されています。

自宅が浸水被害を受けたため避難生活を余儀なくされている住民も多くなっています。大蔵村では29日午後6時の時点で6か所に避難所を設けていて、406人が避難しています。

山形県によりますと大雨の影響で28日、酒田市で90代の女性が避難しようとして転倒し、足の骨を折るけがをしたということです。

また西川町の間沢川地区と朝日町の白倉地区は土砂崩れが起きるなどして孤立した状態が続いています。

このほか15の病院や診療所で、浸水や断水などの被害が出ているほか、高齢者などの福祉施設3か所でも水につかる被害が出たということです。

農業関連では少なくとも8つの市町村でさくらんぼやりんご畑、水田などで浸水の被害が出ているということです。

山形県や各自治体は記録的な大雨で被災した住民の支援にあたるとともに被害の実態把握を進めています。