豪雨被災商品として球磨焼酎を販売へ 熊本 人吉

豪雨被災商品として球磨焼酎を販売へ 熊本 人吉
今回の豪雨で浸水被害を受けた熊本県人吉市の球磨焼酎の蔵元が、来月からおよそ1か月ぶりに焼酎を販売することになり、瓶に貼るラベルを用意するなど準備を進めています。
人吉市で特産の球磨焼酎を製造している「大和一酒造元」は、今回の豪雨で建物が高さ3メートルほどまで水につかり、焼酎の原酒が流れ出るなどしたため、製造再開のめどが立っていません。

一方で、すでに製造し倉庫に保管していた、およそ3000本の一升瓶の焼酎は、瓶の汚れを落とせば出荷できる状態だったため、来月上旬からおよそ1か月ぶりに販売することになりました。

瓶の汚れはボランティアの手を借りて、すでに洗い流したということで29日は、「豪雨被災商品」と印刷されたラベルを瓶に貼る準備を進めていました。

蔵元には全国各地から励ましのことばや、商品を購入したいという声がメールなどで寄せられているということで、ホームページやメールなどで注文を受け付け、販売することにしています。

「大和一酒造元」の下田文仁社長は「お客様からのメールがうれしくて、従業員と涙を流しながら読みました。残された数少ない私たちの思いがこもった商品を希望するお客様にしっかりと届けたいです」と話していました。