自民検討チーム ミサイル防衛の提言案まとまらず議論継続へ

自民検討チーム ミサイル防衛の提言案まとまらず議論継続へ
ミサイル防衛体制の在り方をめぐり、自民党の検討チームは、28日に続いて会合を開き、抑止力の向上のため、日米の役割分担を維持しながら相手の領域内でも攻撃を阻止するなどとした提言案が示されましたが、意見はまとまらず、議論を続けることになりました。
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口・秋田両県への配備断念を受けて、自民党はミサイル防衛の在り方を検討するチームを設けていて、28日に続いて開かれた29日の会合では、政府に対する提言の案が示されました。

会合は非公開でしたが、出席者によりますと、提言案では抑止力を向上させるための取り組みとして、日米の基本的な役割分担を維持しながら、日米同盟の対処力の向上につながるよう、アメリカと緊密な協議が必要だとしています。

そして、憲法の範囲内で専守防衛の考え方のもと、相手の領域内でも弾道ミサイルの発射などを阻止する能力の保有も含め、政府として早急に検討して結論を出すよう求めつつ、攻撃的な兵器を保有しないという、これまでの政府方針を維持すべきだとしています。

これに対し、出席者からは「従来の方針を変えようという考えがにじんでいる」といった指摘などが出されて、意見はまとまらず、提言の取りまとめに向けた議論をさらに続けることになりました。