金融商品リスク わかりやすい説明書を 金融庁の審議会 提言へ

金融商品リスク わかりやすい説明書を 金融庁の審議会 提言へ
銀行や保険会社が、投資信託や外貨建て保険のリスクや手数料を十分に説明せずに販売したという苦情が増えていることから、金融庁の審議会は、顧客が商品のリスクなどを一目で比べられるわかりやすい説明書をつくるよう提言することになりました。
金融機関が、為替の変動によって損をするリスクがある外貨建て保険や投資信託の手数料などを十分に説明せず販売し、顧客から苦情が出たりトラブルになったりする事例が相次いでいます。

このため金融庁は、審議会で対応を検討し、29日、金融機関に対する提言案を大筋で了承しました。

審議会では顧客が金融商品を一目で比べられるよう、金融機関が共通の形式の書類をつくり、値下がりのリスクや手数料がいくらかなどを、わかりやすく説明するよう求めることにしています。

また、判断能力の衰えた高齢者が商品を買って損失を被らないよう、家族が契約をチェックできる仕組みを設けることなども求めます。

また、金融庁が金融機関への監督を強化して顧客の資産状況に見合った商品を販売するよう促します。

審議会の提言をうけ、金融庁は具体的な対応策を検討することにしています。