ぐるなび 3か月決算37億円の赤字 新型コロナで外食予約減

ぐるなび 3か月決算37億円の赤字 新型コロナで外食予約減
飲食店情報サービス大手「ぐるなび」の、先月までの3か月の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で飲食店の利用が減ったことから、最終的な損益が37億円余りの赤字になりました。
「ぐるなび」の発表によりますと、ことし4月から6月までの3か月間の決算は、売り上げが去年の同じ時期より76.4%減って17億円余り、最終的な損益は37億円余りの赤字でした。

この時期の最終的な損益が赤字となるのは2006年以来、14年ぶりです。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大で外食を控える動きが広がり、飲食店の情報サイトへの掲載や予約に伴う手数料の収入が大幅に減ったためです。

会社では、在宅勤務を標準とした働き方に変えることで、千代田区にある本社のオフィスの面積を、今より40%程度減らし、年間4億円のコストの削減を図りたいとしています。