ひき逃げなどの罪 スノーボード 平岡被告 五輪目指さない意向

ひき逃げなどの罪 スノーボード 平岡被告 五輪目指さない意向
去年、奈良県で酒を飲んだあとに車を運転し、ひき逃げなどの罪に問われているスノーボードのオリンピック銅メダリスト平岡卓被告の裁判が開かれ、この中で平岡被告は、今後オリンピックを目指さない意向を明らかにしました。
2014年のソチオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで銅メダルを獲得した平岡卓被告(24)は、去年9月、酒を飲んだあとに車を運転して、奈良県葛城市で軽乗用車に追突し、運転していた女性など6人にけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃げたとして「発覚免脱」や、ひき逃げの罪に問われています。

29日、奈良地方裁判所葛城支部で開かれた裁判の被告人質問で、平岡被告は「オリンピックでメダルを獲得したあと、目標を失って自暴自棄になり、毎週のように友人と酒を飲んでいた」と述べ、事故を起こす前から車を運転して大阪に酒を飲みに行っていたと述べました。

一方で、「ふだんは昼すぎまで車で仮眠をとっていた」として、日常的に飲酒運転をしていたわけではないと主張しました。

また、事故の原因には酒の影響もあったことを認めたうえで、現場から逃げたことについて、「自分のことでいっぱいいっぱいになり、ぶつかった相手の確認はしなかった。反省しています」などと述べました。

平岡被告は現在、派遣の仕事をしているということで、裁判官から「オリンピックは今後目指さないんですか」と問われると「機会があれば大会には出たいと思いますが、オリンピックには出ません」と話し、今後オリンピックを目指さない意向を明らかにしました。

次の裁判は9月9日に開かれ、結審する予定です。