円相場 104円台に値上がり 米経済の先行き懸念か

円相場 104円台に値上がり 米経済の先行き懸念か
29日の東京外国為替市場、円相場は新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカ経済の先行きを懸念して、1ドル=104円台後半まで値上がりしました。
午後5時時点の円相場は、28日と比べて、81銭円高ドル安の1ドル=104円81銭から83銭でした。

ユーロに対しては、28日に比べて、44銭円高ユーロ安の1ユーロ=123円25銭から29銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.1759から60ドルでした。

市場関係者は「アメリカで新型コロナウイルスの感染拡大が続き、経済の先行きを懸念した投資家の間でドルを売って円を買う動きが出た。日本時間のあす未明にアメリカのFRBの金融政策を決める会合の結果が発表されるのを前に、積極的な取り引きを控える投資家もいた」と話しています。