あおり運転めぐりネットにうそ 検察審査会の議決で強制起訴へ

あおり運転めぐりネットにうそ 検察審査会の議決で強制起訴へ
あおり運転をきっかけに4人が死傷した事故をめぐり、ネット上に北九州市の会社を中傷するうその情報を書き込んだとして書類送検されたあと不起訴となった男について、検察審査会は2回目の審査でも「起訴すべきだ」と議決し、名誉毀損の罪で強制的に起訴されることになりました。
3年前、神奈川県の東名高速道路で、あおり運転をきっかけにワゴン車に乗っていた一家4人が死傷した事故では、当事者と関係のない北九州市の建設会社が「あおり運転をした男の勤務先だ」などとする情報がインターネット上で拡散されました。

警察は、うその情報をネット上に書き込んだとして11人を名誉毀損の疑いで書類送検しましたが、福岡地方検察庁小倉支部はおととし、全員を不起訴にしました。

小倉検察審査会はこのうちの9人を「起訴すべきだ」と議決しましたが、検察に再び3人を不起訴とされたため、2回目の審査を進めていました。

その結果、検察審査会は男1人について「起訴すべきだ」と議決し、これによって検察官役の指定弁護士により名誉毀損の罪で強制的に起訴されることになりました。

検察審査会の議決によって強制的に起訴されるのは今回で10件目です。

福岡地方検察庁小倉支部は「検察審査会の判断についてはコメントを差し控える」としています。