ゴッホが最後に描いた樹木の場所が判明 いまもパリ郊外に

ゴッホが最後に描いた樹木の場所が判明 いまもパリ郊外に
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世界的に有名なオランダの画家、ゴッホが亡くなってから29日でちょうど130年になります。フランスでは、ゴッホが死亡した日に、最後の作品として描いた樹木の場所が分かり、遺言などを残さなかったとされるゴッホの最後の行動を知る手がかりとして注目されています。
ゴッホは、1890年の7月29日に「木の根と幹」という作品を描いたあと、自殺したとされていますが、どの場所を描いたものかは分かっていませんでした。

これについて、フランスの「ファン・ゴッホ研究所」は28日、この場所を特定したと発表しました。

研究所によりますと、場所を特定したのはバンデアベーン研究部長で、新型コロナウイルス対策で外出が制限されていた、ことしの春、自宅で古い絵はがきの写真を見つけ、ゴッホの絵に描かれていた樹木と形が同じだと気付いたということです。

外出制限が解除されたあと、ゴッホが最後に滞在していたパリ郊外の宿の近くを実際に訪れ、いまも、この樹木が宿から100メートルほどの道沿いに残っていることを確認したということです。

バンデアベーン研究部長は「歴史に再び接したという強い思いがした。これを見にやってくる人たちと思いを共有できればうれしい」と話していました。

フランスメディアによりますと、ゴッホは遺言などを残していなかったということで、今回の発見は、ゴッホの最後の行動を知る重要な手がかりとして注目されています。