北朝鮮 ウラン濃縮継続か 米研究グループが衛星写真を分析

北朝鮮 ウラン濃縮継続か 米研究グループが衛星写真を分析
アメリカの研究グループは、北朝鮮の核施設を撮影した衛星写真の分析結果を公表し、特殊な車両などが出入りしているのが確認されたとして、北朝鮮が核兵器の原料となるウランの濃縮を続けている可能性があると指摘しました。
アメリカの研究グループ「38ノース」は28日、北朝鮮のニョンビョン(寧辺)にある核施設の最新の衛星写真の分析結果を公表しました。

それによりますと、核兵器の原料となるウランの濃縮施設とみられる建物で、今月22日に大型の車両のようなものが確認できたとして、研究グループは「濃縮に必要な液体窒素を運び込んだ可能性がある」と指摘しています。

また、この施設では7月上旬、化学物質を積んだとみられる特殊な貨車も確認され、こうした車両や貨車の出入りは去年から続いているということです。

これまでも衛星写真の分析から、ニョンビョンの核施設周辺で活動が続いていると指摘されてきましたが、研究グループは「北朝鮮が施設の維持にとどまらず、ウランの濃縮を続けていることを示唆している」と分析しています。

米朝の非核化協議が行き詰まる中、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は27日の演説で核兵器を保有し続ける姿勢を強調するなど、アメリカをけん制しています。