香港 立法会議員選の延期検討 コロナ感染拡大で 民主派は警戒

香港 立法会議員選の延期検討 コロナ感染拡大で 民主派は警戒
香港の複数のメディアは香港政府が新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して9月に予定されている立法会議員選挙の延期を検討していると伝え、政府に批判的な立場の民主派の間で警戒感が強まっています。
香港でことし9月6日に行われる予定の議会にあたる立法会の議員選挙についてネットメディアの「香港01」や、「香港経済日報」は28日、最長で1年、延期する見通しだと伝えました。

英字紙の「サウスチャイナ・モーニングポスト」は28日、林鄭月娥行政長官の諮問機関が臨時の会議を開いて延期を協議したものの、決まらず今月31日以降に再び協議すると伝えています。

香港では新型コロナウイルスの感染が今月に入って急激に拡大し、29日から3人以上での集まりやすべての店内での飲食が禁止されるなど対策が強化されており、親中派の間からは選挙を延期すべきだとの意見が出ています。

ただ、先月末に施行された香港国家安全維持法をめぐり、中国に対する反発が強まっているだけに、民主派の間では香港政府が親中派への逆風を避けるため選挙を延期するとの見方が広がっており、警戒感が強まっています。