英外相「中国は国際的な責任果たすべき」香港の問題など指摘

英外相「中国は国際的な責任果たすべき」香港の問題など指摘
イギリスのラーブ外相は、中国の王毅(おうき)外相と電話で会談し、香港の問題や、ウイグル族の人たちに対する人権侵害などについて指摘し、国際的な責任を果たすよう求めました。
イギリス外務省の報道官によりますとラーブ外相は28日、中国の王毅外相との電話会談の中で、中国と前向きで建設的な関係を維持したいとしたうえで、国際社会からの信頼を取り戻すために中国は責任を果たすべきだと指摘しました。

そのうえで、香港で、ことし9月に予定されている議会にあたる立法会の議員選挙の状況を注視しているとしたほか、ウイグル族に対する著しい人権侵害は明らかだとして、人権を守るための義務を果たすべきだと促しました。

イギリスは、「香港国家安全維持法」が施行されたことを受けて香港との犯罪人引き渡し条約を停止したほか、次世代の通信規格「5G」をめぐって当初の方針を転換し、中国の通信機器大手、ファーウェイを2027年までに排除すると発表していて、両国の間で緊張した関係が続いています。