中国外相「横暴なアメリカに理性的で断固たる対応」強くけん制

中国外相「横暴なアメリカに理性的で断固たる対応」強くけん制
香港情勢の問題に加えて互いに在外公館を閉鎖するなど中国とアメリカとの対立が深まる中、中国の王毅(おうき)外相は、「横暴なアメリカに対し理性的で断固たる対応をとる」と述べ、アメリカを強くけん制しました。
中国外務省によりますと王毅外相は28日、フランスのルドリアン外相と電話で会談しました。

この中で王外相はアメリカとの対立の原因について「アメリカの一部の政治勢力が選挙情勢を有利にするために両国関係の歴史を全否定し、中国にあらゆる面で圧力をかけているためだ」と批判しました。

そのうえで「横暴で理不尽なアメリカに対しては理性的かつ断固たる対応をとる」と述べ、アメリカを強くけん制しました。

一方で、世界の利益のためアメリカと安定した関係を維持するよう努めたいとしたうえで、「各国がアメリカの少数の政治勢力の思惑に巻き込まれず世界が新冷戦に引きずり込まれることを防げると信じている」と主張しました。

両国が新型コロナウイルスへの対応や香港の問題に加え、互いに在外公館を閉鎖するなど、対立を深める中、中国としては、欧米諸国など各国がアメリカに同調して中国を批判しないよう求めるねらいがあるとみられます。