山形で記録的な大雨 最上川が氾濫 身の安全を守る行動を

山形で記録的な大雨 最上川が氾濫 身の安全を守る行動を
前線や低気圧の影響で山形県では記録的な大雨となり、最上川では昨夜遅くから29日にかけて、合わせて4か所で氾濫が発生しました。厳重に警戒し、すでに周囲で浸水が始まるなど状況が悪化している場合には、頑丈な建物の高い階に移動するなど安全を確保してください。
気象庁によりますと、前線や低気圧に暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、28日は山形県の各地で記録的な大雨となりました。

山形県を流れる最上川の中流では、午前6時ごろ、中流の大石田町の豊田地区付近で氾濫が発生したということです。

大石田町では午前0時前後にも2か所で氾濫が発生したほか、大蔵村でも午前3時ごろに1か所で氾濫し、国土交通省と気象庁は「氾濫発生情報」を発表しました。

警戒レベル5にあたる情報で、厳重に警戒するとともに自治体からの避難情報を確認し、安全を確保するよう呼びかけています。

川のそばで周囲が浸水するなどすでに状況が悪化している場合には、近くの頑丈な建物や自宅の高い階へ移動するなど、少しでも身の安全を守る行動をとってください。

最上川ではこのほかの場所でも「氾濫危険水位」を超えているところがあり、今後、さらに水位が上がって氾濫が発生するおそれもあります。

雨がやんでいても油断せず、自治体からの避難勧告などに基づいて安全な場所で避難を続けてください。

前線が停滞するため、29日も広い範囲で大気の状態が不安定になる見込みで、東北では昼ごろにかけてやや強い雨が降ると予想されるほか、東日本や九州北部では夕方にかけて雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。

30日朝までの24時間に降る雨の量は、
▽九州北部で100ミリ、
▽関東甲信で60ミリ、
▽北陸で50ミリ、
▽東北で40ミリと予想されています。

気象庁は、土砂災害や川の増水、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。