豪雨被害の旅館 クラウドファンディングで目標上回る支援 熊本

豪雨被害の旅館 クラウドファンディングで目標上回る支援 熊本
熊本県人吉市の老舗旅館では、豪雨被害からの復旧に向けてインターネットを通じて資金を集める活動を始めたところ全国から目標を上回る支援が寄せられています。
人吉市の球磨川沿いにある老舗旅館の「人吉旅館」は、国の登録有形文化財にもなっていますが、今回の豪雨で、大量の土砂が客室や浴室に流れ込むなどの被害を受け、再建には数億円かかる見通しだということです。

旅館では、少しでも資金を集めようと、インターネットを通じて支援を呼びかけるクラウドファンディングを今月23日に立ち上げたところ、およそ500人から当初の目標金額の500万円を超える700万円余りの支援が寄せられています。

旅館によりますと、過去に宿泊した人や、SNS上でこの取り組みを知った人など全国各地から支援が集まっているということです。

旅館では今後、寄せられた資金も活用しながら、ロビーや調理室などを復旧させ、1年後の営業再開を目指すということです。

人吉旅館のおかみ、堀尾里美さんは「『ありがとう』としか言えないことがもどかしいと感じるくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。文化財の旅館をなんとか守っていきたいです」と話していました。