ベネチア映画祭 黒沢清監督「スパイの妻」最優秀賞ノミネート

ベネチア映画祭 黒沢清監督「スパイの妻」最優秀賞ノミネート
ことし9月にイタリアで開幕する予定の世界3大映画祭の1つ、「ベネチア国際映画祭」の最優秀賞を競う部門に、黒沢清監督の「スパイの妻」がノミネートされました。
ベネチア国際映画祭は、カンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭の1つで、ことしで77回目を迎えます。

日本時間の28日夜、最優秀賞にあたる金獅子賞を競うコンペティション部門などのノミネート作品が発表され、黒沢清監督の「スパイの妻」が選ばれました。

この映画は、太平洋戦争直前の1940年に国家機密を偶然知ってしまい、反逆者と疑われた男性の妻が主人公です。

夫とともに時代の荒波にのまれていく女性を蒼井優さんが、正義のために機密を発表しようと画策する男性を高橋一生さんが演じます。

黒沢監督がベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選ばれるのは初めてで、「うれしい、と同時に大変緊張しています。1940年代の日本を生きた夫婦の姿が海外の人の目にどう映るのか、今は予想もつきません」とコメントしています。

ベネチア国際映画祭は、現地時間の9月2日から12日まで開かれる予定で、最優秀賞の発表は最終日に予定されています。