住友ゴム 子会社元社員が背任容疑で逮捕

住友ゴム 子会社元社員が背任容疑で逮捕
大手タイヤメーカー「住友ゴム工業」の子会社の元社員が、架空の取引を繰り返すいわゆる循環取引の手口で、会社におよそ9000万円の損害を与えたとして、背任の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、「住ゴム産業」の元社員で、千葉市に住む五嶋一人容疑者(50)です。

警視庁によりますと、平成27年、斜面の崩落防止などに使うゴム製品を宮城県の建築資材販売会社から仕入れて都内の土木工事の設計会社に販売するという架空の取引を装って、会社におよそ9000万円の損害を与えたとして、背任の疑いが持たれています。

五嶋容疑者は営業担当だったということで、およそ10社の会社と架空の取引を行ういわゆる循環取引を繰り返し、これまでの捜査で、平成28年までの5年間に合わせて17億円の架空の取引が確認されたということです。

架空取引の中で、一部をキックバックする手口で、合わせて数千万円を不正に着服した疑いがあるということです。

不正に気付いた会社が懲戒解雇にし、警視庁に刑事告訴していました。調べに対し、「生活費や遊ぶ金がほしくて始めたらやめられなくなった」と容疑を認めているということです。