千葉 船橋市立医療センターで看護師2人感染確認 新型コロナ

千葉 船橋市立医療センターで看護師2人感染確認 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者を受け入れている、千葉県船橋市の船橋市立医療センターは、看護師2人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。感染が確認されたのは、新型コロナウイルスの患者を受け入れる病棟を担当していた、20代と30代の女性看護師2人です。
船橋市立医療センターによりますと、このうち30代の看護師は今月21日からのどの痛みと発熱があり、22日から自宅で療養していましたが26日、のどの痛みが強まったことからPCR検査を受け、感染が確認されたということです。

発症の数日前には、マスクを着けていなかった感染者の高齢男性との接触があったということで、病院は感染経路を調べています。

また、20代の看護師は30代の看護師の濃厚接触者として検査を受け、27日、感染が判明したということです。

2人はいずれも軽症だということです。

病院によりますと、同じ病棟に勤務する職員で他に症状を訴えている人はいないということですが、看護師などのPCR検査を進めることにしています。

外来の診療や感染した患者の受け入れに影響はないということです。

船橋市立医療センターの丸山尚嗣院長は「これまで院内感染は起きていなかったので残念ですが、感染症対策を徹底していきたい」と話していました。