国連安保理議長 北朝鮮の核開発継続に“制裁の着実な実施を”

国連安保理議長 北朝鮮の核開発継続に“制裁の着実な実施を”
国連の安全保障理事会は27日、北朝鮮の制裁決議に関する非公開の会合を開き、議長は「北朝鮮が核開発を継続している以上、制裁決議を履行することがいかに大切か各国に周知した」と述べ、制裁の着実な実施を各国に求めました。
先週、アメリカや日本など43か国は北朝鮮がことしの上半期に、制裁決議の上限を超える石油精製品を密輸入したとする文書を安保理に提出し、これを受けて27日、協議が非公開で行われました。

会合の詳しい内容は明らかになっていませんが、議長を務めるドイツのホイスゲン国連大使は会合の後、オンラインで記者団の取材に応じました。

この中で、ホイスゲン大使は「北朝鮮による石油精製品と原油の輸入は、制裁のもっとも重要な部分であり、各国間の合意がある」と指摘し、軍事転用を防ぐためにも輸入制限を守ることが不可欠だと強調しました。

そして「北朝鮮が核開発を継続している以上、制裁決議を履行することがいかに大切か各国に周知した」と述べて、会合の中で制裁の着実な実施を、各国に求めたことを明らかにしました。

北朝鮮への制裁をめぐっては、その実施状況を独立した立場で調査する、専門家パネルが連日協議を行っていて、順調に行けば8月にも中間報告書が公表される予定です。