総領事館閉鎖で米国務省「中国の決定は遺憾」米中さらに緊張も

総領事館閉鎖で米国務省「中国の決定は遺憾」米中さらに緊張も
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中国の四川省にあるアメリカ総領事館が閉鎖されたことについて、アメリカ国務省は「中国の決定は遺憾だ」とするコメントを出しました。トランプ政権は中国との対決姿勢を強めていて、今後の対応によっては米中関係がさらに緊張するおそれも出ています。
中国内陸部の四川省成都にあるアメリカ総領事館は、中国側の要求に基づいて27日閉鎖され、中国政府はアメリカが南部テキサス州ヒューストンにある中国総領事館を閉鎖させたことへの対抗措置だとしています。

これについてアメリカ国務省は27日、NHKの取材に対し、「中国の決定は遺憾だ」とする報道担当者のコメントを出しました。

閉鎖されたアメリカ総領事館についてこの報道担当者は「35年間にわたってチベット自治区を含む中国西部の人たちとアメリカとの関係の中心にあった」としています。

そのうえで、今後も中国にあるほかの公館を通じて中国国民との関わりを続けるよう努めていくとしています。

トランプ政権は中国総領事館を閉鎖したことについて、中国が在外公館を通じてアメリカの知的財産を盗もうとしてきたためだと非難しています。

トランプ政権は、中国の海洋進出や人権問題などを厳しく非難して対決姿勢を強めていて、専門家からは、今後のアメリカの対応によって米中関係がさらに緊張するおそれも指摘されています。