東京 品川区 飲食店の従業員や客6人がコロナ感染 クラスター

東京 品川区 飲食店の従業員や客6人がコロナ感染 クラスター
東京 品川区は、区内にある複数の飲食店の従業員と客の合わせて6人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、この地域で感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。
感染が確認されたのは、品川区東大井5丁目にある4つの飲食店の従業員や客の合わせて6人です。

区によりますと、今月17日にこの地域の店を利用した客1人の感染が確認され、その後この客が利用した3つの店と、同じ地域にある別の店の合わせて4つの店舗で、従業員や客、合わせて5人の感染が相次いで確認されたということです。

この地域にはおよそ200軒の飲食店があり、店が小さく客どうしの距離が近い店が多いうえ、1日で複数の店に立ち寄る客も少なくないことから、区ではこの地域で感染者の集団=クラスターが発生したと判断したということです。

区では今後濃厚接触者の調査を進めるとともに、28日からこの地域にある飲食店を保健所の職員が個別訪問して、注意喚起や感染予防の具体的な対策をとるよう呼びかけることにしています。