金先物 最高値を更新 コロナ感染拡大で経済先行きに警戒感

金先物 最高値を更新 コロナ感染拡大で経済先行きに警戒感
総合取引所としてスタートした大阪取引所で、27日から取り引きされている「金」の先物は、新型コロナウイルスの感染拡大で、世界経済の先行きに対する警戒感が強まったことなどから買い注文が膨らみ、最高値を更新しました。
金の先物は27日午前8時45分に、大阪で取り引きが始まった直後から買い注文が増え、価格が上昇しました。

結局、取り引きの中心になっている来年6月ものの終値は、連休前の先週水曜日の22日よりも183円値上がりして、1グラム当たり6580円で最高値を更新しました。

金融市場で「金」は安全な資産とされ、経済の先行きに懸念が高まると買われる傾向があります。

世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないことに加え、アメリカと中国が互いに総領事館を閉鎖させ、関係悪化が一段と深刻になったことで先行きに対する警戒感から、金を買う動きが強まりました。

市場関係者は「金の先物の取り引きが大阪取引所に移されたことで、新たな投資家の資金も流入し、価格の上昇につながった可能性もある」と話しています。