メッカに巡礼者到着 聖地巡礼での感染拡大に警戒 新型コロナ

メッカに巡礼者到着 聖地巡礼での感染拡大に警戒 新型コロナ
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新型コロナウイルスの感染の終息が見通せない中、サウジアラビアではイスラム教徒が聖地を一斉に訪れる大巡礼「ハッジ」に向け、特別に巡礼を認められたイスラム教徒たちが西部のメッカに到着しました。当局は巡礼によって感染が広がらないよう、警戒を強めています。
「ハッジ」はイスラム教徒がサウジアラビア西部の聖地メッカやその周辺を数日間かけて巡礼する、一生に一度は行うべきとされる宗教的な義務の1つで、ことしは今月末から来月上旬にかけて行われます。

例年200万人以上が国内外から参加し、メッカのカーバ神殿などは大勢の巡礼者で混み合いますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、サウジアラビア政府は国外からの巡礼者の受け入れを中止するとともに、国内の居住者の巡礼についても人数を制限するとしています。

メッカでは25日、巡礼者を乗せた最初のバスが到着し、車内では全員がマスクをつけて間隔をあけて座っていました。また、ホテルの入り口では、当局による体温測定も行われました。

サウジアラビアでは新型コロナウイルスの新たな感染者が2000人を超える日が続いていて、当局は「ハッジ」によって感染が広がらないよう、消毒を徹底するなどして警戒を強めています。