ロフト 上海に海外初直営店 低迷する消費を刺激できるか

ロフト 上海に海外初直営店 低迷する消費を刺激できるか
大型雑貨店「ロフト」は、海外で初めてとなる直営店を24日、中国・上海にオープンします。中国メディアによりますと、上海では海外の人気ブランドの進出が続いていて、新型コロナウイルスの影響で低迷する消費を刺激できるのか注目されているということです。
ロフトの海外初の直営店は、上海市中心部にあるショッピングモールに24日、オープンします。23日夜は、オープンを前に報道関係者に店内が公開されました。
広さ900平方メートル余りの店舗には、雑貨や化粧品などおよそ1万3000種類が用意され、中国で人気のタピオカ店と共同開発したという文房具も並べられていました。

ロフトによりますと、多くの中国人観光客が日本を訪れて知名度が上がったことから、今後成長が見込まれる中国市場の需要を取り込もうと進出を決めたということで、上海と四川省成都に合わせて6店舗の出店を計画しているということです。
中国メディアによりますと、上海ではことし、ロフト以外にも海外の人気ブランドや百貨店の進出が続いていて、新型コロナウイルスの影響で低迷する消費を刺激できるのか注目されているということです。
正中志保店長は「コロナの影響で消費は厳しいが、一人一人の生活に合わせて商品を提案するのが強みです。生活が豊かになるように商品を提供していきたい」と話していました。