神奈川 68人の感染確認 緊急事態宣言解除後 最多に 新型コロナ

神奈川 68人の感染確認 緊急事態宣言解除後 最多に 新型コロナ
神奈川県内では22日、新たに68人が新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表され、緊急事態宣言が解除されて以降、最も多くなりました。
神奈川県内では22日、横浜市が33人、川崎市が15人など、合わせて68人の新たな感染が発表されました。

1日に発表される新たな感染者としては、緊急事態宣言が出されていた4月11日の76人に次いで2番目に多く、5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降では最も多くなりました。

横浜市が発表した33人のうち4人は、横浜国立大学の学生で、市はすでに感染が確認されている同じ大学の学生2人と合わせて、感染者が6人となることから、クラスターが発生しているとみられるとしています。

6人のうち5人は、同じサークルに所属していて、今月15日と16日に市内の飲食店でサークルのメンバーなどと会食していたということで、市ではほかに感染の広がりがないかどうか調べています。

また、相模原市が発表した2人のうち1人は、県立相模原中央支援学校に勤める20代の教員の女性で、今月15日までは学校で勤務していましたが、濃厚接触者はおらず、学校からも体調を崩している児童や生徒がいるという報告はないということです。

茅ヶ崎市が発表した3人は、30代の男女と10歳未満の幼稚園児の家族で、女性の感染が確認されたためその後、ほかの2人も検査を受け感染がわかりましたが、味覚障害の症状は男性が先に出ていたということです。

NHKのまとめでは、神奈川県内で発表された感染者は、これで2105人となり、このうち98人が死亡しています。