「Go Toイベント」開始時期 慎重に判断する考え 梶山経産相

「Go Toイベント」開始時期 慎重に判断する考え 梶山経産相
政府の消費喚起策の「Go Toキャンペーン」のうち、コンサートやスポーツのチケット代などを割り引く「Go Toイベント」の開始時期について、梶山経済産業大臣は、政府の分科会での議論も参考に感染状況を踏まえて慎重に判断する考えを示しました。
「Go Toイベント」は、コンサートやスポーツ、映画などのチケット代を割り引くもので、経済産業省は商店街の催しなどを補助する「Go To商店街」と合わせて21日まで運営事務の委託先の公募を行っています。

梶山大臣は、21日の閣議のあとの記者会見で「来週、開催が予定されている第三者委員会の審査を経て採択先を決定する」と述べ、委託先の選定は予定どおり進める考えを示しました。

一方で、キャンペーンの開始時期について梶山大臣は、イベント開催制限の緩和は政府の分科会で議論が行われるものだとしたうえで、「業界別のガイドラインなどの感染症対策の実施状況や地域ごとの感染症流行状況などを勘案し、状況をしっかりみたうえで実施したい」と述べ、専門家などの意見を参考に感染状況を踏まえて慎重に判断する考えを示しました。