京都市立病院 看護師や入院患者5人感染 外来停止へ 新型コロナ

京都市立病院 看護師や入院患者5人感染 外来停止へ 新型コロナ
京都市立病院は、勤務する看護師や入院患者合わせて5人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。病院は集団感染が発生したとして、21日からすべての外来診療の受け付けなどを当面、停止することにしています。
京都市中京区にある京都市立病院によりますと、新たに感染が確認されたのは、呼吸器内科に勤務する20代から40代の女性看護師3人と、同じ病棟に入院する60代と80代の男性患者2人です。

看護師3人に症状はなく、入院患者2人は発熱の症状などがあるということです。

病院では、今月17日に別の看護師2人の感染が確認されていて、これで感染者は合わせて7人になりました。

病院は集団感染が発生したとして、1日およそ1000人が利用しているすべての外来診療の受け付けなどを21日から当面、停止することにしています。

京都市立病院の黒田啓史院長は「感染症指定医療機関として、院内から感染者を出したことは大変残念で、患者の診療を制限することは断腸の思いだが、感染者を増やさないよう全力で封じ込めに努めたい」と話しています。